健康で長生きの秘訣は咀嚼回数にあり!目標は一口30回!

パンダ

食事中、お水を飲む時の口の状態はどうか、意識して食べたことがあります。

すると、いつも口の中に食べ物がある状態で水を飲んでいることが分かりました。

愕然としました。今までずーっと、食べ物をあまり噛まずに口の中に流し込んでいたのです。

「一口30回噛みなさい」と家内からも注意されますが、なかなかできないんです。

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噛む回数は弥生時代の六分の一、食事の時間は五分の一

そしゃく新

元神奈川歯科大学の齋藤滋教授は、文献をもとに弥生時代から現代までの

日本人の食事を再現し、1食当たりの咀嚼(そしゃく)回数と食事時間を測定しました。

弥生時代は主食がもち米のおこわ、鎌倉時代は質素な一汁一菜。

結果は上のグラフのように、現代人の咀嚼回数は弥生時代の六分の一

食事時間は五分の一。戦前と比べても半分になっています。

『日本人の清潔がアブナイ!』(藤田紘一郎著・小学館刊)には、

次のように書かれています。

子どもたちが「食べ物をよくかまなく」なった。徳島大学歯学部の西野瑞穂教授らが全国の三歳から十五歳の子どもとその親の4,212人を調べた。その結果、11ないし20%の子どもが食べ物をよくかんでいなかった。64から67%が「食事中によく水を飲む」と答え、かまずに流し込んでいた。

(中略)「食環境の変化」とともに、子どものあちこちに変調が見られるようになった。まず、物をよくかまないことで口の中の変調が見られるようになった。顎関節症にかかる子どもが増えてきたのだ。「口を開けると、あごが痛いです」と患者はよく訴える。あごの関節がカクンと鳴り、痛くて口が3センチぐらいしか開かないのだ。あごの関節部のクッションがずれており、口が十分開かなかったり、あごの関節部が鳴ったりして、あご周辺の筋肉が痛くなる病気である。

100歳から連続4年世界一周講演旅行を成し遂げたを経験を持ち、

教育学者で、しいのみ学園園長の曻地三郎先生(故人)は、

平成21年に当時の厚生労働大臣 舛添 要一氏に、

「医療と介護費用を減らすための習慣健康法」について書簡を提出されました。

その5つの習慣健康法の一番最初に、「一口30回噛む」ことが書かれています。

5つの習慣健康法

 

健康法に王道はありません。

要は平凡な生活習慣を継続することです。

1.一口30回噛む
咀嚼の励行 ―私は、一口30回噛む習慣を100年継続 小食になります。これこそ肥満防止・長寿の秘訣です。
2.硬いマットに寝る
腰が沈まないマットに寝れば背筋が伸びて、腰が曲がらない、躓くことがなく寝たきり老人にならなくて済みます。
3.寝汗を拭く朝起きたら直ぐに濡れたタオルで全身を拭きます
この時下着を着替えれば気分爽快です。
4.関節の動きを整える
曻地式・やる気棒体操は音が出る棒を振り回して行います、寝たきり老人や車椅子生活から自立が可能です。
5.先ず笑顔
笑顔を作ることもお金はかかりませんが福を呼びます、100歳以上の元気老人の共通点はユーモアです。

聖路加国際病院の日野原重明理事長が、「おにいちゃん」と呼んでいた曻地三郎先生。

曻地三郎先生の健康法は、「よく噛むこと」

ご飯に味噌汁、黒豆の煮物、青菜のおひたし。朝の食卓には、少しずつ盛り付けられた

小鉢が並び、それらの料理を一口30回、ご飯も一口30回噛んで食べておられました。

曻地三郎先生は生後半年で食中毒にかかり、虚弱体質になりました。

それで母親からは、「一口30回噛みなさい」と教えられ、

100年間、母親の教えを守り続けられたのです。

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一口30回咀嚼ダイエット フレッチャーイズム

曻地三郎先生の脳を磁気共鳴画像装置(MRI)で分析した医師がいます。

貝塚病院(福岡市)脳神経外科主幹の島史雄医師です。

脳の中でも記憶中枢がある海馬は70歳の男性よりも若々しかったそうです。

島史雄医師の分析は、こうです。

「咀嚼によって、内臓に負担を与えず、良質の栄養が全身と脳に供給されている。

知覚や聴覚をつかさどる脳幹網様体も活性化し、脳の各部へ信号を伝達、

脳全体の活力が増している」

また、鹿児島市の歯科医師 市来英雄さんは、

実業家ホーレス・フレッチャーさん(1849年~1919年)の咀嚼による体験を通し、

よく噛むことの素晴らしさを紹介されています。

実業家ホーレス・フレッチャーさん40歳当時。心臓、胃腸が悪く、糖尿病、高血圧が

ありました。生命保険の加入も断られてしまう状況に、危機感を覚え、

生活を見直しました。

1、完全に咀嚼してから飲み込む。

2、本当に空腹になってから食べる。

3、よい味を楽しむ

などの12か条の改善を実践しました。

わずか半年で30キロの減量に成功し、健康を回復しました。

噛む健康法は、後に「フレッチャーイズム」と呼ばれ、欧米に広まりました。

市来英雄さんは、曻地三郎先生のことを次のように言っておられます。

「よく噛めば少量で満腹感を得られ、栄養の吸収率も高くなる。

スリムになって体力も増し、病気を防げる。

曻地さんは、まさに現代のフレッチャーなのです」

よく噛むことで、消化によく、胃腸に負担がかかりません。

少食になり、ダイエットに効果があります。顎が鍛えられます。

唾液がたくさん出て、虫歯にもなりにくくなります。

よく噛むことは、いいことだらけですね。

でも、一口30回噛むことをいざ実践し継続するには、工夫が大切です。

あまり噛まない習慣が、すぐにはなおりません。

私などは、口の中に入れたものを、3、4回噛んだら水で喉に流し込む癖がついています。

あごの力も弱っています。

それに噛むことに意識が集中してしまうと、楽しい食事も楽しくなりません。

噛む習慣がつく前に途中でやめてしまうかもしれません。

その工夫は、意識して噛まなくても、噛まなくてはいけなくすることです。

噛めば噛むほど美味しくなる料理、よく噛まないと食べられない料理を増やしていくことです。

簡単に言うと、固い料、ご飯も固目のごはんです。

逆にいうと、今の食べ物は柔らかい物ばかりです、だから噛む回数が減ってきたのです。

今わたしは、自宅でコーヒーを飲むとき、お菓子ではなく、煮干しを食べています。

長崎県相浦漁港産の『煮干しいりこ』です。商品の袋には次のように書かれています。

6月から8月にとれた片口イワシは一年で一番良質なイワシです。油分が少ないため煮干しにするには最適です。食べてもよし、ダシに使ってもよし。ぜひおためし下さい。(6月から8月にとれた片口イワシだけを使用)

この煮干しはダシに使っても魚臭くなく、いいダシが出ます。食べても美味しいです。

噛めば噛むほど美味しいので、すぐに飲み込むことはしません。

噛みながら味を楽しむ感覚です。気づけば、知らず知らず一口30回以上になってました。

最初は、こんな感じで始めてみませんか。

キンピラごぼうや野沢菜のお漬け物も、意識しないでも一口30回になります。

こういう健康ことわざがあります。

鶴亀の齢(よわい)願わば 食べ物は 

ツルツル飲むな カメよカメカメ

さあ、今日からフレッチャーイズム始めてみましょう。

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