【読書感想文 書きやすい本】30分で読める『世界でいちばん貧しい大統領からきみへ』

『世界でいちばん貧しい大統領からきみへ』、大人気の本で、図書館に予約してから3ヶ月かかりました。

今も新聞や雑誌で紹介されているウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の本です。

読み始めて、なんと30分で読めました。

ページ数は68ページで、絵本のようにイラストページが多い本です。

夏休みの宿題、課題で読書感想文を書かないといけない小学生、中学生におすすめします。

メモした内容を中心にまとめてみました。

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いちばん好きな花は菊の花

 

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意外でした。

ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が、いちばん好きな花。

それは、菊の花です。

ウルグアイの国花セイホではなく、日本の国花 菊(桜も国花)だったんです。

好きになった理由は、ホセ・ムヒカ元大統領が住んでいた地区に園芸農家の日本人がいて、とてもやさしい人で、その日本人から、花の栽培を色々教わったからなんです。

ホセ・ムヒカ元大統領は、古くから日本人の友人がいたんですね。

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第二次世界大戦前とその後

お父さんはスペイン人、お母さんはイタリア人。

7歳の時にお父さんが亡くなります。

お母さんが小さな畑で野菜を育てて生計を立て、ホセ・ムヒカさんとムヒカさんの妹さんを育てました。

お母さんが一生懸命働いてくれたので、貧しいながらも、食物に困ったことはありませんでした。

ホセ・ムヒカさんの子供の頃の夢は、エンジニアになることでした。

神父になりたいと思ったこともあったそうです。

ホセ・ムヒカさんが小さい頃のウルグアイはとても豊かな国でした。

世界ではずっと戦争が続いていて、ヨーロッパの国々に農産物や畜産物を売ることが出来たからです。

ウルグアイは世界でもっとも豊かな国になったけれども、ホセ・ムヒカさんは、「悲しいことだ」と思っていました。

なぜなら、「人が死んでいるときに、ウルグアイではビジネスをしていたんだ」と考えたからでした。

そして、時が移り、ウルグアイの経済が立ち行かなくなっていきます。

戦争が終わり、立ち直ったヨーロッパの国々が、ウルグアイの農産物、畜産物を安く買い取り、ヨーロッパの品々を高く売りつけるようになったからです。

4度の投獄で13年間牢獄生活

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ウルグアイの経済が不安定になっていくと、政権は強権的になっていきました。

政権に反対していたホセ・ムヒカさんは、軍部が政権を握ってから4度も投獄されました。

換気口もトイレもマットレスもないコンクリートの箱の中での生活は、13年に渡りました。

そして最後は、幻聴や幻覚が止まらなくなり、軍の病院に連れて行かれることに。

この病院での生活が、その後のホセ・ムヒカさんの人生を大きく変えることになりました。

軍の病院で、ホセ・ムヒカさんは何をしていたのでしょう。

1日じゅう、本を読んでいたのです。

農学、医学、獣医学、人類学、ありとあらゆる本を読んでいたのです。

そして、ある日突然、啓示を受けたように、頭の中に青く澄んだ空が頭の中に広がりました。

使命のようなものを見出したのかもしれません。

そして、1985年の3月に出獄。

軍事政権は終わりを告げました。

74歳で大統領に

ホセ・ムヒカさんが牢獄から出たのは、50歳の時です。

そして、2010年にウルグアイの大統領に就任し、大統領を5年間務められました。

大統領になられた時のホセ・ムヒカさんの年齢は、74歳でした。

大統領就任2年後の2012年には、ブラジル リオで行われた国連会議でスピーチし、世界中から注目されました。

「世界でいちばん貧しい大統領」として給料のほとんどを寄付、月100ドルの質素な生活が話題になりました。

愛車は友人から譲ってもらった中古のファルクスワーゲンです。

ホセ・ムヒカさんの言葉は、深いです、一言一言こころに残ります。

この本は、大人が読んでも為になる本ですね。

【箴言】世界でいちばん貧しい大統領から君へ

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 世界でいちばん貧しい大統領からきみへ

わたしは、自分を貧しいとは思っていない。いまあるもので満足しているだけなんだ。
 
わたしが質素でいるのは、自由でいたいからなんだ。お金のかかる生活を維持するために働くより、自由を楽しむ時間がほしいんだ。
 
自由とは好き勝手ってことじゃない。責任や制限がある。
 
人生は未来だ、過去じゃない。
 
お金を持っていても、時間は容赦なく流れていくんだ。物のために生きてはならないんだよ。
いちばん大切なのは命なんだ。
 
ほんとうの貧しい人とは、社会とつながらずに生きている人なんだ。
 
過ぎた時間とは、きみの人生だ。過ぎ去ったら取り返しがつかない。
だから、大切にしないといけないんだよ、人生という時間を。
 
人間は集団生活をする動物だ。他人を必要とする、奇妙なサルなんだ。一人では生きていけない。
 
だから、共有する理想を掲げないといけないんだ。そのために、互いに親しくなる努力をし、多様性を尊重する文化を再建しなければならない。
人生の最終章は重要だ。人生を生き切ると、すばらしい視点が見えてくる。ものごとの本質がつかめるようになるんだ。
 
多様性が世界を豊かにし、命を尊重することにつながるんだ。
人はよいときよりも、痛みのあるときから学ぶことができるんだ。

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