NHK【トットてれび】昭和の大スター・ブギの女王 笠置シヅ子さんてどんな人?

NHKで7回に渡り、土曜ドラマ『トットてれび』満島ひかりさん主演(黒柳徹子さん)が放送されるとのことで、昭和28年の世相と笠置シヅ子さんについて調べてました。

『トットてれび』で、『男はつらいよ』最終作のマドンナ役になる予定だった黒柳徹子さん、渥美清さん、坂本九さん、森繁久彌さん役の俳優さんが、どう演じるのか楽しみです。

永六輔さん、野際陽子さん、タモリさんは登場するのでしょうか。

ナレーターが小泉今日子さんということも、観てみたい理由の1つです。

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宝塚音楽歌劇学校を受験して不合格だった笠置シヅ子さん

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第1回NHKのど自慢コンクール優勝大会にゲスト出演(1948/3/24)

美空ひばりさんが登場するまで、大スターに君臨していた笠置シヅ子さん。

昭和2年、その笠置シヅ子さんは、小学校を卒業して、当時の宝塚音楽歌劇学校(現宝塚音楽学校)を受験して不合格になっていました。

歌と踊りで不合格となったのではなく、背も低く極度に痩せていたので入学してもやっていけないのではとの学校の判断があったのだそうです。

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笠置シヅ子は、改名後の名前だった

不合格になったその年に、松竹楽劇部生徒養成所に入って、芸名 三笠静子の名前で舞台に立つようになります。

演技にも磨きがかかり、スターの仲間入りをした時に、芸名の三笠を改名するできごとが起こりました。

昭和10年に大正天皇第四皇子の崇仁親王が三笠宮を名乗られたので、同じ三笠では恐れ多いと、芸名を笠置シヅ子と改名します。

服部良一さんとの出会いから・・・

服部良一さんと出会い、ジャズ歌手としても活躍するようになりましたが、派手な動きが警視庁の目に止まり、丸の内の劇場への出入り禁止となったりします。

日清争や第二次世界大戦中は、活躍の場が少なくなりましたが、その分、笠置シヅ子専用軍団を率いて、巡業、慰問に精力的に動きました。

特に、好んで軍需工場の慰問をし、歌と踊りで皆に喜ばれました。

昭和22年、服部良一が作曲した『東京ブギウギ』が大ヒットし、その後、『ジャングルブギ』『ホームランブギ』『大阪ブギ』『買物ブギ』を次々と歌い、ブギの女王と言われるようになります。

このブギとは、ブギウギの略で、日本大百科全書(小学館)には次のように書いてあります。

ブギ・ウギ(ぶぎうぎ) [ 日本大百科全書(小学館) ] .boogie woogie
ポピュラー音楽とジャズの用語で、アメリカ南部の黒人ピアニストによって案出されたブルース演奏のスタイルに対する呼称。左手のベース・リズムを一小節八拍に刻み、そのパターンを繰り返しながら右手でブルースのバリエーションを行う奏法。かなり早くからあったようだが、1920年代にシカゴの黒人街で盛んに演奏されるようになり、ジャズ・ピアノ奏法に影響を及ぼした。

紅白歌合戦には、昭和31年まで4回出場されていて、そのうち第7回紅白歌合戦の音源は現存するそうです。

歌の他にも、映画、ドラマに多数出演されております。

銭形平次、白い巨塔、プレイガール、大岡越前、水戸黄門等々。

服部良一さん談『笠置シヅ子さんの第一印象』

服部良一さんは、初めて笠置シヅ子さんとあった時の印象を、後日こう語っておられました。

「大阪で一番人気のあるステージ歌手と聞いて『どんな素晴らしいプリマドンナかと期待に胸をふくらませた』のだが来たのは、髪を無造作に束ね薬瓶を手に目をしょぼつかせ、コテコテの大阪弁をしゃべる貧相な女の子であった。だがいったん舞台に立つと『…全くの別人だった』。三センチもある長いまつ毛の目はバッチリ輝き、ボクが棒を振るオーケストラにぴったり乗って『オドウレ。踊ウれ』の掛け声を入れながら、激しく歌い踊る。その動きの派手さとスイング感は、他の少女歌劇出身の女の子たちとは別格の感で、なるほど、これが世間で騒いでいた歌手かと納得した」

 

笠置シヅ子さんのエピソード

笑福亭鶴瓶さんが、よくメガネをとって笠置シヅ子さんのモノマネをしていますよね。

笠置シヅ子と笑福亭鶴瓶さんは面識がなかったそうですが、親しい人には冗談でよく、

「鶴瓶ちゃんて、ウチの隠し子やねん」と話していたそうです。

笠置シヅ子さんが、「ほんまようにてるわ、そっくりや」と思っていたのかもしれません。

歌手として華やかな舞台で活躍していましたが、昭和32年には歌手の廃業宣言をされます。

それは、今までのように動けなくなってきたからという理由から、「自分の一番いい時代(ブギの女王としての全盛期の栄華)を自分の手で汚す必要は無い」と語られ、実行に移されました。

ただ、まだ小さい子供を育てるために働かなくてはいけない。

そのため、歌手としての笠置シヅ子のギャラだと使ってもらえないと思い、自ら出演料ランクの降格を申し出て、歌手以外のお仕事を続けられたのでした。

笠置シヅ子さん-動画リンク集

昭和28年の世相

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街頭テレビに集まる人々(東京・上野公園)

東京・上野公園に集まる大在の人々。

数百人いるのでしょうか、当時は画面の大きなマルチビジョンはなかったと思うのですが、何インチのテレビを観ていたのでしょうか。

観ているのは、恐らくプロレス中継かプロ野球中継だったのでしょう。

昭和28年の生活

  • 3月-郡是製糸(現グンゼ)、厚木編織(現アツギ)、シームレスストッキングの製造開始
  • 4月-KDD開業
  • 6月-台風の呼び名を発生順位番号とする
  • 6月-大阪 第一生命ビル屋上ニビアガーデン第一号
  • 8月-公衆電話料金 5円から10円に値上げ
  • 8月-三洋電機から我が国初の電気洗濯機発売(28,500円)
  • 12月-初の有料道路開通(松阪-宇治山田間)
  • 12月-真知子巻き大流行

昭和28年の流行語

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紙芝居とケンケン遊び(昭和33年)

  • 電化元年
  • コネ
  • サイザンス
  • 家庭の事情
  • クルクルパー
  • バカヤロー解散(3/14)
  • 戦力なき軍隊
  • さんずい(汚職)
  • 洗脳
  • 三十娘
  • 八頭身
  • キセルモノ(インチキ商品)
  • プラスアルファ
  • すれちがい
  • バッカじゃなかろか
  • 戦後強くなったのは女と靴下
  • 街頭テレビ
  • 温泉マーク

昭和28年の流行歌

  • 伊豆の佐太郎
  • 街のサンドイッチマン
  • お俊恋歌
  • こんなべっぴんみたことない
  • 見ないで頂戴お月さま
  • 君の名は
  • 雪の降るまちを
  • 青いカナリア
  • セ・シ・ボン
  • 思い出のワルツ
  • 仕事の歌
  • エルベ河
  • 草原情歌
  • ぞうさん

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