パーキンソン永六輔さんのお仕事とは?ラジオパーソナリティー?作詞家?

【訃報】永六輔さんが2016年7月7日に肺炎のためお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り致します。(2016年7月12日)

1933年生まれの永六輔さんが、パーキンソン病と診断されたのは何時からかかというと、2010年の77歳の時。

タイトルに『パーキンソン永六輔さん』と書いたのは、最近、永六輔さんがサインをする時に、自ら『パーキンソン永六輔』と書いておられるからです。

2015年に徹子の部屋に出演され、黒柳徹子さんに徹子の部屋40周年のお祝いの言葉を贈られた際に知りました。

自虐的というより、永六輔さんが病気と向き合う気持ち、おちゃめでユーモアのある永六輔さんならではの覚悟というものを感じます。

そんな永六輔さんのお仕事について調べてみました。

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作詞家としての永六輔さん

永六輔

 上を向いて歩こう 永六輔作品集

何故、永六輔さんについて書こうと思ったかと言うと、以前、永六輔さんから教えてもらったことを永六輔さんが教えてくれた昭和天皇と由布院町長の心があたたかくなるエピソードに書いていまして、永さんに親近感を持っていたからです。

最近、別人のように変わられたお姿を『徹子の部屋』(大橋巨泉さんと出演)でお見かけし、永六輔さんについて色々調べてみたら、今までになさってこられたことにビックリしてしまいました。

永さんが作詞された曲がこんなにあるとは知りませんでした。

知っていたのは、「上を向いて歩こう」、「こんにちは赤ちゃん」、「遠くへ行きたい」くらいでした。

いい湯だな」、「黒い花びら」、「おさななじみ」、「女ひとり」、「筑波山麓合唱団」などの名曲も永さんの作詞だったんですね。

 永六輔の歌詞一覧(50音順) – イベスタ

驚いたのは、永さんが作詞した曲が、NHK紅白歌合戦で何曲も歌われている時期、作詞した曲が大ヒットしている時に、永さんは、「もう作詞の仕事をやめる!」と言って、本当にやめたしまったそうです。

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『黒い花びら』を作詞して大後悔したこと

このエピソードは、ラジオの番胃酸が組で何度も語られているのでしょうが、最近、伊集院光さんの『日曜日の秘密基地』(youtube動画)で知りました。

 伊集院光 日曜日の秘密基地 VIPルーム ゲスト:永六輔

永さんが作詞された曲のエピソードをお話されています。

第一回日本レコード大賞受賞曲(1959年)をご存知でしょうか。

日本レコード大賞受賞曲は、水原弘さんの『黒い花びら』です。

作曲 中村八大さん。

作詞 永六輔さん。

「黒い花びら」の詩は、永さんが一晩で書きあげたものです。

永さんが26歳の時です。

「黒い花びら」は大ヒットして、水原弘さんは、NHK紅白歌合戦に初出場、レコード大賞を受賞しました。

ところが、この「黒い花びら」がという曲がヒットしていた頃(レコード大賞受賞前)、週刊明星のインタビュー記事に、永さんが後悔していることとして、こうおっしゃっておられます。

レコード会社に、あの詩を3,000円で売ってしまったことに大変後悔している」(週刊明星1959年11月9日号)

一晩でひらめいて作った曲だったし、こんなにブームになるとは思わなかったそうです。

レコード会社から「作詞料3,000円でどうですか?」と言われた時に、レコード会社がこの詩でいいんだったらと思って、3,000円(買い取り)で契約したそうです。

当時の大卒の初任給は、平均1,1297円でした。

1959年(昭和34年)当時、3,000円で何が買えたのでしょう。

たばこ(ゴールデンバット)30 円

新聞購読月 390円

はがき 5円

映画封切館 150 円

国鉄初乗り 10 円

これらの値段を考えると、当時の3,000円は今のお金にして、2万円~3万円といったところでしょうか。

レコードが100万枚売れても、3,000円だけだったのですが、永さんは、このお金を早稲田大学の学費の足しにしたそうです(まだ学生だったんでしょうか)。

もう作詞やめます!

永さんは、後に作詞活動をやめてしまうのですが、自分の作品に愛着が無かったからだそうです。

それは、『黒い花びら』にしても、『上を向いて歩こう』にしても、永さんが作詞した最初の詩と完成した曲が全く違っていたからです。

中村八大さんという作曲家は、永さんの詩を切ったり貼ったりしてしまうそうで、永さんが最初書いた詩とは似ても似つかぬ作品になっていたのです。

それで、永さんは、次から次に、自分が作詞した曲がNHK紅白歌合戦で披露されていた時に、中村八大さん、いずみたくさんに、「もう作詞するのをやめる!」と宣言しました。

作詞をやめても、舞台作家、放送作家、ラジオパーソナリティー、作家、エッセイスト等マルチに活躍されています。

パーキンソン病になられても、それは変わりません。

多少、話が聞き取りにくくなりましたが、素晴らしい活躍です。

いつまでも、ちょっと舌足らずで甲高い永六輔節を聞いていたいです。

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