高齢者の入浴死(ヒートショック)は年間1万7千人!その原因と対策は?

週刊文春の2016年1月28日号を読んでビックリしました。

1年間に交通事故死(年間約4千人)の4倍の1万7千人の方が入浴中に亡くなっていると書かれていました。

その原因とされているのが、ヒートショック

ヒートショックとは、急激な温度変化をキッカケに血圧が大きく変化することによって起こる健康被害です。

文春の記事をまとめましたので、是非お読みください。

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東京都健康長寿医療センター研究所の高橋龍太朗副所長の話

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  • 2011年の1年間で、入浴中に心肺停止で1万7千人が亡くなった。
  • 交通事故による死亡者(約4千百人)の約4倍。
  • そのうち高齢者(65歳以上)は、1万4千人(8割以上)
  • 死亡事故が多い時期は、1~3月。
  • 最も多い月は1月(全体の約2割)。
  • 急な温度の変化が危険。
  • 都道府県データ(高齢者1万人当たりの心肺停止)で1位は、香川県。
  • 2位:兵庫県、3位:東京都・滋賀県
  • 10位以内で東京都以外は全て西日本。
  • 少ないのは、沖縄県、北海道、山梨県、青森。
  • 寒冷地に少ない理由は、室内が暖房や断熱が行き届いており温かいから。

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ヒートショックの原因とは(暖差リスク予防委員会 堺 浩之委員)

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ヒートショックは、どのような状況で起こるのか。

血圧が高くなって、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞を起こす場合と、血圧が低くなって、意識を失い浴槽で溺れる場合があります。

  • 人間の血管は寒い場所では熱を逃がさないように細くなり、温かい場所で太くなる。
  • 血液の量は一定なので、温かい居間から寒い脱衣場に移動して服を脱いで裸になった時に血管が急に細くなり血圧が上がります。
  • 血圧が急に上がると、脳や心臓に負担がかかる。
  • 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞になるリスクが高まる。
  • 浴槽に浸かり体が温まると、血管が太くなり血圧が下がる。
  • 血圧が下がると、脳への血流が少なくなるので、意識を失いやすくなり、溺れる危険性があります。

これが、冬の入浴が危険な理由です。

浴室の温度が低ければ低いほど、高齢者であるほど、ヒートショックのリスクは高くなります。

高齢者が安全に入浴するためのポイント

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高齢者が安全に入浴するためのポイントを、高橋龍太郎副所長が教えてくれています。

一人暮らしの方や高齢者のご夫婦にお伝えください。

  • 冬は日没前の暖かい時間帯に入浴する。
  • 人間の生理機能がピークになる午後2時~4時頃がおすすめ。
  • 食後1時間以内や飲食後の入浴は控える。
  • 脱衣場の温度は、10℃以下は危険。
  • 脱衣場に暖房器具を設置して暖かくしましょう。20℃がおすすめ。
  • 浴室は、浴槽に高い位置からシャワーをかける。(数分で浴室が温まる)
  • (実際やってみましたが、8℃から10℃までしかなりませんでした)
  • 脱衣場、浴室に温度計を設置する。
  • (100円ショップで早速買ってきました。1℃くらいは誤差範囲なのでOK?)
  • お湯の温度は40℃か41℃。

編集後記

冬の寒い日は、起床して体が芯まで冷えていると思ったら朝風呂に入っておりました。

でも、この文春の記事を読んで、朝風呂は危険だということが分かったので、今後は控えようと思いました。

ほんのちょっとしたことを気をつけるかどうかですね。

お風呂に入る前のコップ1杯のお水の服用も忘れないようにしましょう。

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