元気な赤ちゃんを産みたい!妊娠中の喫煙・飲酒・朝食抜きの影響は?

喫煙、飲酒をされていた方でも、妊娠したら殆どの方が

禁煙、禁酒をされています。

また、食事についても気をつけておられることでしょう。

でも、妊娠したことが分かった後に、煙草をやめ、禁酒したとしても、

妊娠初期に妊娠したことを知らずに飲酒、喫煙をしていた場合、

やはり悪影響があるようです。

大規模な疫学調査で、少しずつわかってきたことがあります。

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子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

エコチル調査のこと、ご存知ですか?

エコチル調査は、環境省が2011年から実施している大規模な疫学調査のことです。

エコチルは、「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせた言葉で、

子どもの健康と環境に関する全国調査」のことをエコチル調査と読んでいます。

環境省では、日本中で10万組の子どもたちとそのご両親に参加していただく大規模な疫学調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を2011年より実施しています。

赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時から13歳になるまで、定期的に健康状態を確認させていただき、環境要因が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにする調査です。

エコチル調査の結果から、子どもの健康や成長に影響を与える環境要因を明らかにし、子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現を目指していきます。

このエコチル調査の背景は、次の通りです。

近年、子どもたちの間では、ぜんそくやアトピーなど生活環境の中にある物質が原因とされる疾病が増加しています。その多くは環境の中の物質、運動や食事などの生活習慣、遺伝的な性質などが関係しあって起こるとされています。

脆弱(ぜいじゃく)であるとされている子どもたちの健全な成長・発達に、環境要因が与える影響を明らかにすることは重要です。化学物質の曝露や生活環境など、胎児期から小児期にわたる子どもたちの成長・発達に影響を与える環境要因を明らかにするため、環境省では疫学調査によるアプローチを計画しました。それが、エコチル調査です。

医学が進歩して、平均寿命は伸びましたが、病気は一向に減らず、

統合失調症、発達障害、アレルギー性疾患が増えてきています。

色々な健康情報があふれる中で、何を信じていいのか分からない状況です。

そんな中、妊娠されたお母さんと産まれたお子さんが13歳になるまでを10万組、

調査していくという試みは素晴らしいと思います。

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甲州プロジェクトで分かったこと

甲州プロジェクト

上の画像は、【第4回エコチル調査シンポジウム】(子どもをとりまく環境について)

で山縣然太朗教授(山梨大学医学部)が発表された時のスライドです。

生活習慣 リスク(倍率)
たばこを吸う 4.42
朝食を抜く 3.48
8時間以上寝る 0.37

妊婦さんの喫煙は、吸わない妊婦さんと比べて、低体重児が産まれるリスクは4.42倍

同様に朝食を抜くと、リスクは3.48倍になります。

そして、そのリスクは低体重の赤ちゃんが成長期に肥満するリスクでもあるのです。

ちょっといいデータもありました。寝すぎて、8時間以上寝ても、リスクは0.38倍ですね。

寝坊しても問題ないのは、嬉しいですね。

甲州プロジェクト6

飲酒についての調査でも、1週間に1度の飲酒でも悪影響がある可能性もあると、

山縣然太朗教授は指摘しておりました。

少量の飲酒は気にすることない、と言われるお医者さんもいるようですが、

影響が小さい場合、色々な要因で影響が打ち消されてしまうので、

大規模な疫学調査での研究を待つまでは安心できません。

はっきり分からないうちは、リスクは減らしておいたほうが良さそうです。

上の画像の「成長に伴って生じる影響」が気になるところです。

詳しくは、動画(約24分)をご覧になってください。

⇒ 【第4回エコチル調査シンポジウム】(子どもをとりまく環境について)

妊婦の栄養状態により、低体重児が産まれる理由については

⇒ 妊娠初期の食事 食べてはいけないもの@エピジェネティクス

生活習慣病の原因はお母さんのお腹の中にいるときにある?については

⇒ 元気な赤ちゃんを産みたい!妊娠中のNGな食事・生活習慣とは?

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