では、妊娠中に気を付けることについて書きました。
赤ちゃんが生まれた後、乳児期についても母子ともに心がけることがあります。
マリアクリニックの柏崎良子先生が教えてくれていることを、
箇条書きでお伝えいたします。
乳児期に気をつけること
- アレルギーになる可能性があるので、離乳食は半年過ぎてから
- 1歳未満の乳児でも、卵、牛乳、小麦粉等は控えましょう
- たんぱく質の消化酵素が形成されていないうちは離乳食は、ちょっと危険です
- アレルギーは脳アレルギーへと進み、発達障害のような症状を呈することもあります
- 母親の体調が悪くなると、母乳もおかしくなります。
- 母乳がおかしくなり、赤ちゃんが体調を崩してしまうこともあります
- 牛乳と母乳は全く成分が異なります、乳児に牛乳を飲ませることは危険です
- 母乳には赤ちゃんに必要な栄養が全て含まれています
- 母親は、消化の良い良質な栄養を二人分摂取すると決め、摂るようにしましょう
- ビタミンB群は、脳や神経の発育を促します。性格と頭の良い子どもに育ちます
- 細胞分裂に必要な亜鉛は不足しがちです、サプリメントで補いましょう
- 亜鉛はインスリンの主要成分
- インスリン調整機能が充分に形成されていない乳児に甘いものを与えるのは危険です
- 血糖値の急激な変動は、ホルモン分泌や自律神経に悪影響を与えます
- 夫婦喧嘩、騒がしい環境も乳児の情緒に悪い影響を与えます
- 長時間の外出は避けましょう
- 人ごみの中や直射日光にさらされるのは良くありません
出産後12時間が大切な理由
『胎児は見ている』(T・バーニー著・祥伝社刊)に、
母子のきずなについて書かれた一文がありました。
出産後、一時間でも多く一緒にいることができれば、母子双方に強い“きずな”が生まれ、それが将来にわたって永続的な影響を与えるということである。
つまり、“きずな”は、胎児期だけに限らず、出産後も重要なのである。赤ちゃんをあやしたり抱っこしたり、撫でたり、さらには、ただ見つめていたりするといった、一見無意味に思われることであっても、母親が行い、子どもに話しかけることには、すべてある特定の目的、わが子を守り慈しむといった目的があるのである。
そして、母子の“きずな”に研究では草分け的存在であるジョン・ケネル博士は、
出産後の時間について、次のように語られています。
(母子の“きずなを結ぶ)限度は生後12時間以内である。12時間を過ぎて始まった“きずな”よりも、出生直後の“きずな”のほうが、母親は子どもに対して愛情を持ちやすい。
その差は出生直後に現れてくる。わずか一日そこいらの間に、子どもとの接触が遅い母親よりも、接触の早い母親のほうがしきりにわが子を抱きすくめ、愛撫するというような違いが出てくることがわかっている。
何らかの事情で、出生後しばらく母子の接触ができない状況になったとしても、
周りの方の協力により、愛情いっぱいにすくすく育つこともあります。
本の中では、集中治療室に入った新生児に、24時間10日連続、看護師さんが代わる代わる
愛撫することによって、愛撫されなかった新生児より、早く体重が増え、発育も早く、
丈夫になったと書かれていました。
胎児期に気を付けることは・・・
⇒ 発達障害や自閉症の原因・治療などついて考える!【胎児期編】
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