『一年一組せんせいあのね』キラキラ輝く子ども達の詩に感動!笑い・涙・優しさ

一年一組せんせいあのね』(理論社刊)という詩集があります。

この本を編集したのは、鹿島和夫先生と灰谷健次郎先生のお二人です。

小学校1年生の子どもたちの詩を集めたものです。

小学校の鹿島和夫先生の教室で始まった『あのね帳』に「せんせいあのね」という題で子ども達が書いた詩がもとになっています。

この詩を知人に紹介すると、何ともいえない温かい空気になるので、ノートに写し、話題の一つとして使っておりました。

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よりぬき『一年一組せんせいあのね』PART1

この詩集は1981年に発行されたものですので、当時の1年1組の児童は、今40代のお父さん、お母さんになっているでしょう。

およめさん かわつゆう

花嫁

おとうとが 「おとうさん よくこんなぶっといおかあさんを およめさんにもらったね」といいました おかあさんは「ぎゃふん」といって ひっくりかえりました おとうさんは 「げんきなだけでうれしいよ」といいました つぎの日から おかあさんはおかしをたべなくなりました

おかあさんは、この時、おとうさんのやさしい一言を聞いて、うれしく思って、おとうさんのためにも、ちょっとやせようかなー、と思ったのでしょうね。

お菓子を食べなくなったのは、いつまでなのか分かりませんが。

うんどうかい ほんだ たけし

運動会

先生たちの音楽会やうんどう会でいうことばは おんなじだとおもう はれだったら 「この天気にまけないくらいにがんばりましょう」 雨のときは 「この雨がふっとぶぐらいがんばりましょう」です

わたしが小学生だった時も、先生はこんなことを言っていたような気がします。

今の運動会では、先生方は何て言っているのでしょう。

そして子ども達は、どうつっこんでるのでしょう?

けんか くぼ かつよし

けんか

くちげんかは おとうさんがつよくて ぼうりょくげんかは おかあさんがかちます

くぼかつよし君のお母さんはすごいですね。

お父さんが、口げんかが強いのもすごい。

すきどうし かわつ ゆう

好き

おおはたさんはかじくんがすきで かじくんはおおはたさんがきらいで かじくんはわたしがすきで わたしはかじくんがきらいです せんせい こういうとき どうすればいいのかおしえてください

鹿島先生は、かわつゆうさんに、どのようなアドバイスをされたのでしょう。

今の子ども達も、このような悩みを持っているのでしょうか?

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よりぬき『一年一組せんせいあのね』PART2

すきなもの くぼ かつよし

夏休み

ぼくがすきなのは ふゆやすみとはるやすみと なつやすみとずるやすみです

確かに、夏休みも冬休みも春休みも好きでしたよ。

でも、ずる休みには気づきませんでした。

くぼかつよしくんの詩は素晴らしい!

たった3行で、好きなものを表現するなんて!

きっと学校も友だちも好きなのでしょう。

好きなものを3行で詩にできますか?

さんかんび ならひら れいこ

参観日

わたしはかしませんせいが きどっているようなかんじがしました だっていつものことばと いいかたがちがったの いつもやったら 「こら はよせんかえ」 とおおきなこえでいうのに きょうは 「はやくしなさい」 といいことばでいいました

子どもは、よく見ていますね。

このような詩を「あのね帳」に書けることが素晴らしいですね。

鹿島先生には、先生に対して批判的なことも安心して書けるのですね。

今、小学校の先生で注目サれているのが、東京学芸大学附属世田谷小学校の沼田晶弘先生です。

子どもたちのやる気を引き出す、凄い授業をしていると評判です。

  社会人の基礎力!沼田晶弘先生のMC型教師の凄い授業!MC型ビジネスパーソン待望論

編集後記

この『一年一組せんせいあのね』(理論社刊)という詩集を知ったのは、『こころと人生』(河合隼雄著)の中に出ていたからです。

「子どもは素晴らしい」という章の中で取り上げられています。

この本は河合隼雄さんが、色々なところで講演された内容をそのまま掲載されています。

口語体で書かれていますので、読みやすいです。

「子どもは素晴らしい」では、いわゆる問題行動というもの、不登校という形で出てくるものも、カウンセリングしていくうちに問題が解決していく過程を見ていると、「子どもは素晴らしい」としか言いようがないとの結論が書かれています。

この本もおすすめしたい本です。

  一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント

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