栗本慎一郎さんから学ぶ脳梗塞の前兆(しびれ、道に迷う・・)

経済人類学者 栗本慎一郎さんは、検査入院中の1999年10月29日に脳梗塞となり、闘病生活に入られました。

栗本慎一郎さん自身の苦しまれた闘病体験や、脳梗塞についての研究の成果を熱い思いで書かれている著作に、『栗本慎一郎の 脳梗塞になったら あなたはどうする』があります。

高血圧、糖尿病体質、脂質異常症と言われたことがある方には、おすすめの本です。

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脳梗塞を予防するには、高血圧と動脈硬化の予防をすること!

脳梗塞の前兆について触れる前に、少し脳梗塞について述べてみます。

脳梗塞の予防をするのは、まずは高血圧と動脈硬化を予防することが基本です。

日常生活の中で、食事、飲食、喫煙などの生活習慣を見直し、改善することが大切です。

◆食事上の注意

何を多く食べて、何を減らすか。まずは、高血圧の原因となる塩分を控えましょう

また、牛肉や豚肉などの動物性脂肪を控え(食べないことではありません)、いわしや鯖などの青魚を摂るようにしましょう。魚の油には、動脈硬化を予防するEPAやDHAなど優れた不飽和脂肪酸が多く含まれています。

飽和脂肪酸を減らし、不飽和脂肪酸を多く摂ることが動脈硬化の予防となり、そのまま脳梗塞の予防となるのです

胚芽や豆類に含まれるビタミンE果物や野菜に含まれるビタミンCなどには、酸化を防ぐ働きがありますので、積極的に摂るようにしましょう。

要は、肉と魚と豆のバランスを調えることが大切ということです。

冠状動脈疾患の死亡率を下げたセブン・カントリー・スタディが参考になります。

◆喫煙、アルコールもほどほどに。

◆適度な運動をしましょう。

◆ストレスをためないようにしましょう。

癌の予備軍より はるかに多い脳梗塞予備軍

栗本慎一郎さんは、自分のような人を出したくないとの熱い思いで書かれています。

何故か、それは日本には、高血圧や糖尿病体質の方が多く、脳梗塞にいつなってもおかしくない方が多いからである、と。

自分自身、脳梗塞を怖がるというか、警戒しておかないといけなかった、と反省しておられます。

栗本さんの場合、発症する前に、本当に小さな前兆がありました

その小さな前兆で、一過性脳虚血発作が起きていることが分かっていれば、大事に至らずに済んだのかもしれません。

その前兆には、次のようなことがありました。

1、脳梗塞発症の前の晩、風呂場で少しふらりとした

2、朝起きた時、左半身が重く、ベッドに張り付けられているような気がした

3、散歩途中、2、3日前に行ったことがある店を探せず、道に迷った

4、歩いている時に、左足が突っ張るのを感じた

5、昔のことを妙に懐かしく思っていた。

これらの脳梗塞発症のサインを栗本さんは見落としていたのです。

これらのサインが脳梗塞の前兆であると知っておられたら、対処されていたのでしょう。

軽い手のひらのしびれなど、大したことがない、と思いがちですが、一過性脳虚血発作は、すぐに症状が消失するのが特徴ですので、心していきたいものです。

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 昔のことが無性に懐かしくなったら、脳梗塞に注意!

大鵬

前章で、予兆のことに簡単に触れました。

3の『散歩途中、2、3日前に行ったことがある店を探せず、道に迷った』

ですが、このお店とは、100円ショップでした。

2、3日前に100円ショップに行ったという記憶はあるものの、どこの場所だったかという記憶な無くなっていたのです。

空間の認識をする脳の場所が破壊されていた為、100円ショップが見つけられなかったものと思われます。

空間認識がちゃんと出来ない、最近行った場所が思い出せない、といったことがあったら、要注意です。

栗本さんは、他にも、隠れ脳梗塞を発見する、まったく独自の、しかし前から言われている発見法を発見されました。

ことわざに、こんなのが有るそうです。

「男は、昔の友だちや昔の恋人に会いたくなると死ぬ」

栗本さんも、心当たりがあるそうです。

一過性脳虚血発作が発生したころ、なぜか、中学校のころ好きだった女の子のことを妙に懐かしく思い、その女の子の住所を同窓会名簿を引っ張り出し、眺めていました。

また、小学校3年生の時知り合った女の子から借りた傘のことを思い出し、50年後に、その女の子の住所をの調べて、新品の傘を持っていかれたのも、脳梗塞発症前の、この頃でした。

当時、栗本さんは既に、右脳の側に隠れ脳梗塞が発生し、左脳が記憶活性を始めていたのでしょう。

ヒトの脳は、右脳と左脳がバランスを保ちつつ、しかも、お互いがお互いを抑制しつつ活動しています。

そして、片方の脳が何らかの原因で働きが弱くなると、もう片側の脳の活動が活発になるのだそうです。

栗本さんの場合、右脳の梗塞が発生したため、左側の言語記憶が動き始め、昔のことをどうしようもないくらい、懐かしく思いおこしていたのです。

栗本さんは、脳梗塞発症までの半年間、過去50年の、傘のこと以外にも、今までほとんど気にしていなかったことを思い出していたそうです。

昔のことがなぜか心に迫るくらい迫ってきたら、要注意です。

脳梗塞発症直前の小渕さんは、小沢一郎さんと、やたら昔の話をしたがったそうです。

まとめとして、下記の項目があるかどうか、チェックしてみてください。

◆時々、片側の手足がしびれる。

◆ベッドから起き上がる時、張り付けられてるように感じる。

◆視野の一部が欠ける。

◆歩いている時、片側の足が突っ張る。

◆昔のことをすごく懐かしく思う。

◆駐車場での事故が多くなる。

◆道に迷うことが多くなる。

このようなことが多くなったら、一度医療機関で調べてもらいましょう。

高血圧、糖尿病体質、脂質異常症の方々は、『脳梗塞予備軍』ではなく、栗本さん流に言うと今にも召集令状が郵便受けに届く寸前の、『脳梗塞寸前軍』なのですから。

栗本慎一郎さんのホームページはこちらです Homopans.com

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