背中が歪んでる!歯のかみ合わせが悪いと全身の不調につながる原因に!(歯の話5)

脊柱側わん症は、脊柱がS字状やC字状に曲がり、

ねじれなども伴う疾患です。

多くは、幼児期・学童期・思春期に発症します。

脊柱側弯症のうち80%を占めるのが突発性側わん症ですが、

あまりよく分かっていません。原因が分からない側わん症の総称です。

有効な治療法が確立してなくて、多くの場合は経過観察となります。

その側わん症について、歯との関連を研究され、

歯科医師として取り組んでおられる方がおられます。

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歯が、姿勢や背骨の歪みの根本原因だった!

姿勢

大塚整体治療院の大塚乙衛院長は、側湾エクササイズという体操法を確立し、

のべ3,500人以上の側わん症の方の改善させてきた実績があると聞いています。

代表的な体操は、「ネコちゃん体操」「その場足踏み」「ゴム引っ張り体操」の3つです。

筋肉が左右均等につき、脊柱が整うので、側わん度数20度以下なら、

日常生活に困らなくなるそうです。

歯の話2)で紹介した生き生き老人健康度調査ですが、約1,800名から、

健康な老人65名に絞りこまれた方に、こういう方がいました。

閉眼片足立ち持続時間を調べる検査で極端に立っている短かった方です。

目を閉じて片足で立った時にどれくらいの時間立っていられるかという簡単な検査です。

そして、その方の歯の噛み合わせの調整を注意深くおこなったところ、

閉眼片足立ちが、フラフラして出来なかったのが、とたんに立てるようになりました。

この事例を通して、歯のかみ合わせと平衡感覚は関係があるんだと、

むらつ歯科クリニックの村津和正院長は考えました。

続いて、歯と姿勢保持についても検証を行い、

歯が背骨の歪みの根本原因だということをつきとめたのです。

歯の1本1本の高さを変えていくことにより、どう姿勢に影響するかを調べられ、

中切歯、側切歯、犬歯、第一小臼歯、第一大臼歯などの歯の高低により、

左肩が下がる、体全体が後方に引っ張られる、膝が右にねじられる等、

歯の位置により違いはありますが、姿勢に強く影響を与えることが分かりました。

手書きの図にありますように、

歯のかみ合わせが狂うと、仙骨の歪み、背骨のわん曲、左右の足の長さや肩の高さの相違、体の重心軸のズレやねじれなど全身の姿勢に変化が起こります。

次に紹介するのは、むらつ歯科クリニックでの臨床例です。

17歳の男性の例です。5歳の時に幼稚園の検診で、側わん症と診断され、

小学校より整形外科で作った装具(コルセット)を着用。

平行して整体治療も継続。しかし、成長期に装具を着用するのはよくないとのことで、

小学校4年から装具をはずす。歪みはそんなにひどくなかったが、

左右の肩の高さ、前かがみになった時の肩甲骨の高さは違っていました。

そんな彼が、1回目の歯の治療だけで左右の肩のラインが同じになりました。

今まで整体治療で一時的に肩のラインが同じになっても、

一ヶ月後に元に戻ることの繰り返しでしたが、

歯の治療の後は、一年たっても、もとに戻ることがなかったとのことです。

村津和正院長は、こう言われています。

側湾症や背骨の歪みの根本原因は歯にあったのです。(中略) 整体や牽引などによって一時的に姿勢が改善されても、根本原因である歯の噛み合わせを改善しない限り、生涯側湾症は残るのです。しかし、原因である歯の噛み合わせを改善すれば、原因が除去されたのですから、一回とか二回といった短期間にたちどころに回復するのです。一見全く関係なさそうな歯の異常を治すだけで、たちどころに長年の苦しみが無くなるのですから喜びを通り越して、魔法にでもかかったように驚かれます。

根本の原因をつきとめない限りは、対症療法をして時間をかけて治療しても、

病気の悩みは解決しないのですね。

このようなことを知ってしまうと、側わん症の原因の歯の噛み合わせ、

その噛み合わせの原因は何だろうということになると、

虫歯の治療を放置して、痛みの為片噛みをしていたことかもしれません。

そして、なんで虫歯になったかというと、歯磨きの励行を怠っていたからかもしれません。

いずれにしても、ほんの些細なことが歯に影響を与え、やがて全身に影響を

及ぼしていくことになる可能性があることを知っておくべきですね。

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スプーンの長さと都市は繋がっている

考えてみれば、歯が全身に影響を与え、歯の一本一本が体の歪み、血圧、自律神経

と繋がっているように、表面上何の繋がりがないように見えて、本当は繋がっていることは、

実はたくさんあるように思います。地球の裏側で起こっていることも、

いつ自分に降りかかってくることになるかも分かりません。

全てのものが繋がっていると考えれば、原因不明の疾患も今分からないだけで、

意外なところから治療の道が開けてくる可能性がありますね。

見出しに「スプーンの長さと都市は繋がっている」と書いたのは、その同じ脈絡で書きました。

全てのものが繋がっている、と考えた時に、以前読んだ本の内容を思い出したのです。

その本は、『非まじめのすすめ』(森政弘著・講談社文庫)。

森政弘さんはロボット工学の権威。森さんが尊敬している池部陽先生(寸法システムの大家)

から教えていただいたことを森さんが書かれていました。

この先生は寸法システムの大家。たとえば、この箱の寸法はいいか悪いか、パッと判断される。「なぜいいか」とうかがうと「寸法体系にのっといている」といわれる。その箱はどこにおくか、どこにしまうか、段ボールの大箱に入れるときピッタリとうまく入るか、その段ボールをトラックに積んだとき、すき間があかないのか、そのトラックはどんな幅の道を走るのかと、寸法のつながりはどんどん広がっていく。スプーンの長さと都市とは関連していると本気でいわれる。

最後の一文は、蛇足でした。

でも、この記事を読まれた方の悩みの解決に少しでも役立つとしたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(歯の話6)に続きます。
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