唾液の分泌量は加齢とともに減少するの?唾液の真実(歯の話3)

芸能人は歯が命!テレビCMの白い歯が思い浮かびますが、

一般市民も歯が命!です。

わたしたちが食べ物をちゃんと食べられるのも、

唾液が出てきてくれてるおかげです。

唾液がなかったら、噛み砕くのも、飲み込むこともできないでしょう。

間違って、お口の中の自分の肉を噛んでばかりかもしれません。

今まで、唾液は加齢とともに分泌量が減ってくると考えられていましたが、

大学の大型コンピューターで1年かけて、唾液の分泌量を決めるカニズム

調べた方がいます。その数式モデルから唾液減少は加齢とは関係ないことが分かりました。

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唾液のすごい働き

唾液は、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つの唾液腺から1日約1リットル、

多い人では1.5リットル分泌されます。

唾液の分泌量は、ストレスがあったり、緊張していたりすると少なくなり、

口が乾いたりします。食事の時に噛む回数が少なくても唾液の量が減少します。

唾液の主な働きは

  • (円滑作用)舌の動きを滑らかにして、発声を助けてくれる。
  • (抗菌作用)口の中の微生物の生育を抑制し、感染症にかかるのを防いでくれる。
  • (洗浄作用)口の中の食べカスや最近を洗い流してくれる。
  • (PH緩衝作用)酸を中和して、口の中を中性に保ってくれる。
  • (消化作用)デンプンをマルトースに分解してくれる。
  • (保護作用)再石灰化により歯を保護し、虫歯にならないうようにしてくれる。
  • (溶解作用)食べ物をとかし、食べ物の味物質を舌の味蕾に届け、味覚を感じさせる。

等さまざまな働きがあります。

発がん性のある物質も、唾液に30秒つけると、発がん性が消失すると言われています。

逆に、唾液の出ない病気になり、短期間で虫歯や歯周病になってしまった例もあります。

そんな無くてはならない唾液が、加齢とともに分泌量が減少すると考えられていましたが、

最近の研究で、加齢が原因でないことが分かりました。

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唾液分泌量の数式モデルとは

上の図が、驚きの唾液数式モデルです。

互いに相関のある多変量のデータ持つ特徴を要約し、的確に評価する

「多変量解析法」を用いて、解析されました。

大学の大型コンピューターを用い、ベテランの内科医、統計学の専門家の協力

を仰ぎ、約1年の歳月をかけられました。

KOSMOS国際口腔健康科学センターの村津和正所長が中心となって作られたものです。

今まで加齢によって唾液の分泌量が減少すると考えられていたのは、

歯の残存本数が計算に入っていなかったのです。高齢になられても歯がたくさんある方は、

減少していないと思われます。

この数式モデルは、

◆数式モデル(一般線形重回帰モデル)は説明力と信頼性を示す「寄与率」が0.828と高く、また実測値と数式モデルによる計算値との整合性を示す重相関数が0.91と高度で、さらに統計学的優位性を示すP値が0.0005と極めて小さく、科学的に信憑性の高いと言えます。歯の因子が数式モデルの右辺の説明変数に選ばれていることは、唾液分泌量に歯が決定的な影響を及ぼしていることを意味しています。また、歯の種類によって係数の頭に付いている記号(+)(-)が異なっていることは、注目に値します。このことは歯の種類によって、その影響性が異なる可能性を意味しています。

との意味合いがあります。

唾液の分泌量は、数式モデルの右辺の歯の残像本数に決まることが分かりました。

歯の場所によって、唾液分泌量を増やす歯、減らす歯があるのは興味深いですね。

歯が唾液分泌に関して大きな役割を果たしていたのです。

歯が身体に対して大きな役割を担っている一端が示されたと思います。

血圧や自律神経にも関与していると考えられる歯については、

いきいき老人健康度調査で生き生き老人に選ばれた方々が、

歯の残存本数が日本人平均の2倍であったことが物語っております。

健康で長生きのためには、歯が本当に大切だということが分かりました。

(歯の話4)に続きます。

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