「それほど食べてないのに!」太る私、ストレスのせいで、知らず知らずに食べているのかな?
いえ、本当は食べています!(キッパリ!)
「もう少し体重を落としなさい」「腹八分にしなさい」「運動しなさい」 こう言われても、なかなかできませんよね。
運動する時間がないし、食べたいもの、甘い物は我慢できないし。 でも、そんな方に、とっておきの方法があるんです。
それがニートダイエットです。
1日数回の階段の上り下りだけで20キロカロリー消化できる!
実は運動しなくても、ある方法を使えば、痩せることができます。
ちょっと理屈っぽい話になりますが、少々お付き合いください。
今、糖尿病の患者は950万人もいると言われています(2012年国民健康・栄養調査結果)。
この患者数は、なんと昭和30年の患者数の約50倍にもなります。
50倍も増えた理由は何なのでしょうか。
豊かな食生活が原因なのでしょうか。
しかし、エネルギー摂取量の推移を見てみると、そうでないことが分かります。
2012年の日本人ひとり1日あたりのエネルギー摂取量は、1,874キロカロリーと、終戦直後(1945年)の1,903キロカロリーよりも少ない水準です。
1975年の2,226キロカロリーより減り続けているにもかかわらず、肥満者が増え続け、糖尿病患者数が50倍にもなっているのです。
ですので、考えられる理由は、日本人が昔と比べて動かなくなったということです。
掃除、洗濯も昔と比べれば重労働ではなくなり、階段の上り下りをしなくても、エスカレーターやエレベーターを利用することができます。
歩いて行けるところにも、自動車に乗って出かける、といったように、便利な世の中になったので、あまり体を動かさなくなったのです。
食べる量が同じであるのに太るということは、消費するカロリーが減っているからです。
ここで、出てくるのがニートです。
タイトルの「痩せたい!食べたい!運動したくない人の最終兵器ニート!」のニートとは、「NEAT(Non Exercise Activity Thermogenesis)」のことで、日本語では、「非運動性熱産生」といいます。
簡単にいうと、運動とは言えない日常のすべての活動で消費されるエネルギーのことです。
京都大学の森谷敏夫教授は、ニートについて分かりやすく解説をされています。
人は朝起きてから、夜寝るまで、ずっと動き続けています。布団から起き上がる。トイレに行く。座って、食べて、立って、出かける。バスや電車に乗って、階段を上がる。会社についても、誰かと話したり、打ち合わせに出かけたり、何かあるたびに座って立って、歩きまわる。本人がそれを運動だと意識しなくとも、実にさまざまな活動をしています。「30分のジョギング」というようなはっきりとした運動ではないかもしれませんが、確かにエネルギーを消費し続けているのです。これを「ニート」といいます。
このニート、日常生活の活動で消費するエネルギーは、一つ一つは少ないですが、すべてを足していくと大きなものになります。
階段を数回上り下りするだけで、1日20キロカロリー、1年で7,000キロカロリーになります。
この消費カロリーは、1キログラムの脂肪を代謝するエネルギーと同じです。
少ない人で、1日600キロカロリー、多い人では800キロカロリーにもなります。
食べたい!運動したくない!そんな方の最終兵器?が、ニートを増やすことなのです。
ニートも面倒くさいという方には、運動せずにエクササイズできる?話題のEMS「スポパッド」というのもあります。
食事制限をして減るのは水分
ご飯を食べないなどの食事制限をはじめれば、目に見えて体重は減っていきます。ところが、そのほとんどは脂肪ではありません。減ったのは、水です。このことは、ぜひ覚えておいてください。 それが証拠には、減量をはじめてからしばらくすると、体重の減り具合がどんどん 鈍くなってきます。読者でダイエットを経験された人なら、うなずいていることでしょう。やがて、必死の努力にもかかわらず、体重の減りがだんだんと停滞してきます。
どうやら、運動をしないで食事制限をしても、うまくいかないようです。
ここ、大事ですね。
一時的に水分が減って、見かけ上、体重が減ることはあっても、筋肉が落ち、基礎代謝が低下するので、より太りやすい体質になってしまいます。
《食事制限するより、大豆100%麺ソイドル公式ページ》
2007年に糖尿病の専門誌『Diabetes』に、「糖尿病を予防するニートの効用」に関する論文を発表したアメリカのハミルトン医師は、次のように言っています。
運動不足が 糖尿病の増加につながることは認めるとしても、仮にアメリカのスポーツ医学で推奨している1日30分のウォーキングを行ったとしても、1回100キロカロリー程度のエネルギー消費しかない。週に3回、まじめに続けたとしても、トータル300キロカロリーに過ぎない。ニートですら1日600キロカロリーから800キロカロリー消費するのに、運動での消費など大したことない。むしろ、1日のうち約16時間起きている時のニートを増やすほうがよっぽど重要ではないか。
いかがですか。
ハミルトン医師は、「運動での消費など大したことない」と言い切っておられますよ。
ニートに励んでみませんか?
2005年の科学誌『サイエンス』には、肥満気味の人と痩せ気味の人の行動記録が紹介されています。
肥満気味の人は痩せ気味の人と比べて、1日平均で約160分も長く座っていたことが分かったと書かれています。
この消費カロリーだけで約350キロカロリーとなります。
椅子に座っている時間を減らしたり、立っている時間や歩いている時間を増やして、運動はしなくても、まずはニートを増やしましょう。
また、ニートと同じように、特に運動しなくても筋肉に直接電気信号を送ることで、筋肉を鍛えて、基礎代謝を上げる方法があります。
森谷敏夫先生が開発に関わったSIXPADを活用したトレーニングです。
楽ちん筋肉作りをするなら、TV・各種メディアで話題の新商品【SIXPAD(シックスパッド)】。
100%大豆麺で低糖質ダイエット
無理なダイエットは悪循環を生み出すと申し上げました。
だから、ニートに励みましょうとも言いました。
低糖質によるダイエットも併用してはいかがでしょう。

関連記事
- バランスのいい食事って?肉と魚と豆の食べ方を変える簡単健康法
- 健康で長生きの秘訣は咀嚼回数にあり!目標は一口30回!
- 運動不足の悪影響が怖い!消費カロリーを3割アップするニート法
- 一か月10キロ減量に成功!これって本当に脂肪が燃焼したの?
- ランニング・ジョギングの目的はダイエット目的?心臓の筋トレ?
- 突然インターネットが繋がらなくなり、『制限あり』となった時の対処法
- 手作り微糖ドリンク完成!市販ソーダ+ストレートレモン果汁+砂糖
- 【絶対やめるべき】食べ過ぎの人がダイエット中にやめるべき3つの生活習慣!
- スマホ・携帯電話の緊急地震速報のしくみ・メカニズムはどうなってるの?
- 【博多マルイ7階】ゼビオスポーツエクスプレスで『SIXPAD』を体験してみた!